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5畳一間で施術サロンを開く自宅サロン。おもてなしの和のインテリアに家開きリフォーム

アキ設計の池上さんに「外に働きに行って、昼間、家を空けておくのはもったいないのでは?自宅でサロンをやってはどうか?」と言われて、確かにその通りだと思い、自宅サロンをはじめることにしました。

場所を借りるコストがかからないだけでなく、施術後に患者さんとゆっくりお茶飲み話ができるのは、自宅サロンならではの良さだと感じています。

神奈川県川崎市、築20年のマンションにお住まいのI様ご家族。

2人の子ども達が小学校高学年になり手が離れてきたタイミングで、温灸施術をはじめた奥様より、自宅でサロンを開きたいとご相談をいただきました。

3LDKのマンションの限られたスペースの中で、家族4人の暮らしと自宅サロンが両立できるリフォームプランを提案させていただきました。

お客さまの要望

  • 体調の悪い方でも、心が明るく穏やかになるようなサロンにしたい。
  • 来客の際に物をサッと片づけられるよう、収納を充実させたい。
  • 年頃の子ども達2人の個室を確保したい。

設計のポイント

家族4人が快適に過ごせることはもちろん、自宅サロンに訪れるお客様もほっと落ち着ける自宅サロンを目指して設計しました。

和室

リビングに隣接する和室を、施術スペースとして使用することをご提案。夜は夫婦の寝室として使用しているこの場所を、昼と夜で無理なく用途を使い分けられるように、布団や施術道具をサッと片づけられる大容量の収納を備えつけました。

リビング

施術後にお客様にお茶をお出しするリビングは、お手持ちの家具や食器を活かした、古民家風のインテリアに。たっぷり物が収納ができるオーダーメイド家具を造り付け、お客様に生活感を感じさせないよう配慮しました。置くものに合わせて棚の高さを調整したり、パソコンのカウンターデスクとして使えるようになっています。

廊下・玄関

下駄箱の位置を変えることで、玄関ドアから入ってきた時に、広々と感じる玄関にリフォーム。飾り棚も造り付け、お客様を迎え入れるのにふさわしい空間になりました。廊下にもお手持ちの収納ボックスを並べて、飾り棚として使う提案をさせていただきました。