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自宅のダイニングキッチンを活用して、お菓子教室をひらく家。自分のペースで自分らしい働き方を実現できる自宅教室

お庭を見ながら、広々としたLDKで開催するお菓子教室は、生徒さん達からも評判です。教室以外にも、定期的に生徒さんやそのご家族を招待して、サロンを開くようになりました。サロンは20人くらいの人が集まるので、LDKとお庭を一体的に使っていますが、多用途に使えるよう設計にしてもらってよかったと思っています。自宅を活用して人とのつながりが広がっています。 

神奈川県横浜市、築20年の戸建て住宅にお住まいのM様ご家族。

”カフェスペースを増築して、奥様のケーキを販売したい”とご相談をいただきました。ただ、自宅でカフェを開くことは、開業許可や立地、コストの問題でハードルが高かったため、奥様が本当にやりたいことをもう一度確認し、お菓子教室を開くことをご提案させていただきました。

自宅のLDKを活用することで、予算内の500万円(税金・設計料込)でリフォームを行い、奥様の自分らしい働き方が実現できる住まいに生まれ変わりました。

お客さまの要望

  • お菓子づくりを外部の教室で教えていた奥様。自宅にカフェスペースを増築して、ケーキの販売をしたい。 
  • 予算内で、コストを抑えてリフォームしたい。 

設計のポイント

当初は、カフェスペースを増築したいというご要望でしたが、予算的に増築は難しいこと、さらに成人している子どもたちが間もなく独立することを考え、既存のLDKをお菓子教室に活用することをご提案させていただきました。 

生徒さん達が楽しんで来てくれる教室になるよう、おしゃれ感のあるオープンキッチンにリフォーム。お菓子作りの道具が収納できるピアノ型のテーブルもオーダーで制作しました。 

家族が家にいる時もお菓子教室を開けるよう、リビングとダイニングキッチンを仕切る可動間仕切りを設置しています。 

キッチン脇に大きい収納をつくり、生徒さんが来るときはさっと片づけられるようにすることで、常に部屋を美しく保てるよう工夫。

リフォーム費用を抑えるため、既存のキッチンの収納棚やドアなど再利用できるものはそのまま活用し、ポイントを絞ったリフォームを行いました。