小学生になったら、学習机はすぐに必要?

こんにちは。つながる暮らしを大切にする新築&リフォームを行う、横浜・川崎の女性一級建築士事務所、アキ設計のブログです。

二世帯住宅でお孫さんのお世話をしている方も多いと思います。
子どもや孫が小学生になったら、
自宅で宿題をする場所が必要になりますが、

子どもが入学を控える家族にとっては、
学習机を買うかどうか? 気になりますね。

最近では、「リビング学習」
一般的になっています。

低学年のうちは、
子ども部屋で一人で宿題するのは向いていません。

まだまだ、お母さんのサポートが必要です。

ですので、
小学校入学前に慌てて
立派な学習机を購入する必要はないでしょう。

勉強時間はそれほど長くないので、

ダイニングテーブルや、
リビングにもうけたカウンターデスク、
もしくは小さな子供用テーブルでもいいのです!

大切なのは、
ママがそばにいて、
必要なときはすぐに手助けしてあげられることです。

目の届く範囲にいれば、
コミュニケーションもとりやすいですね。

キッチンでお料理しながらでも、
子どもが悩んでいたら声をかけることができます。

我が家の子は、
目の前のダイニングテーブルから
さらに料理している私の近くまで来て、
キッチンの床でノートに書いたりすることもあります(^^;)

働くママこそ、

帰宅してからが
大事な 子どもとのコミュニケーション時間。

手は料理しながらも、
暖かいまなざしを子どもに向けてあげましょう(^^)

では 具体的にどこでやるかを考えます。

【ダイニングでお勉強】

ダイニングテーブルを兼用で使うのであれば、
夕食の支度と時間が重なってしまうので、

大きめの(4人がけ以上、できれば6人がけならベスト)サイズか、
伸長式のものを選ぶと邪魔になりません。

伸長式には、
引き出し式、
折りたたみ式、
中央を補助板で繋げて広げるタイプ、

など 様々なデザインがありますが、
ポイントは、さっと広げられるかどうか。

できれば、子ども一人でもできる仕様だといいですね。

シンプルなダイニングテーブルにしたいなら、
形は楕円形だと、理想的
です。

ノートも見やすく、
子供と顔を向き合わせることもでき、

かつ 子供が走り回っても
角が当たる心配がありません!

【リビングでお勉強】

リビングのローテーブルなら、
大きいに超したことはありませんが、

スペース的な問題もあるので、
ネスティングテーブル(入れ子式に重ねられるデザイン)がオススメです。

宿題やお絵かきをするときだけ、
低いテーブルを引き出して使えば、

ふだん使わない時は場所をとらずに
スッキリと見せられるほか、
子どもが正座して使うにはぴったりの高さになります

また、
子どもが使わなくなったら、
ソファのサイドテーブルとしても利用できます

もし

「どうせいずれ買うのだから」と
学習机を早めに購入するのであれば、

中~高学年から使う時間が増えることを考え、
あまりカラフルで子供っぽいデザインではなく、

シンプルで飽きのこない、
大人になっても使えるものを選んだ方がいいでしょう。

また

最近では、リビング学習が増えているため
奥行き寸法が小さいものが多いのですが、

ノートだけでなく、教科書や辞書を併用すること、
照明や文房具などを置くことを考えれば、
できれば奥行きもあるものをオススメします
(スペースに問題がなければ)

ファストファッションのように、
今では 安くてデザイン性のある家具も
多く出てますが、

勉強するための机に流行は必要ありません。

子供にも 長く使えるものを選んで欲しいと思います。

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