こんにちは。つながる暮らしを大切にして新築・リフォームを行う、横浜・川崎の女性一級建築士事務所、アキ設計のブログです。
先日、
子育てを意識したリノベーション物件が竣工しました。
お孫さんのいらっしゃる、
シニア世代のマンションのフルリノベーションです。
シニア世代ということですが、
お孫さんが毎週のように
遊びに来たり 泊まりに来たりするということで、
ママが安心できるリフォームを心がけました。
子育てを意識したポイントは3つ。
①子どもの顔が見える安心キッチン
以前の間取りでは、
キッチンが、扉付きの独立した個室となっていたため、
(リフォーム前写真)
料理している間は
リビングダイニングを見渡すことができませんでした。
そこで、
キッチンの壁を取り払い、
キッチンカウンターをダイニング側にも向けることで、
お料理しながらも
安心して子どもを見守ることができるようになりました。
②子どもが遊べる・泊まれるスペースを確保
ダイニングとリビングだけでは
子どもが遊ぶスペースとしては少し手狭です。
そこで、リビングの横にある部屋を、
子どもが遊んだり、お泊りできるスペースとして確保しました。
引き戸を閉めれば、ゲストルームとして使えますし、
普段は引き戸を開けておけば、
リビングと一続きになり、広々!
キッチンカウンターから
ゲストルームも見渡せます。
③クローゼットの収容力アップ
以前は、奥行が深くて使いこなせていなかったウォークインクローゼット。
奥行の浅いクローゼットに変更することで、
モノが一覧でき、取り出しやすい収納になりました。
また、お子さんが扉を閉めるときに手を挟まないよう、
デザインにも工夫しています。
そのほか、
将来を見据えて 手すりを取り付けたりと、
以前よりも住みやすさを感じていただけるよう、
様々なリフォームを施しました。
子どもに優しいデザイン=大人にも優しいデザイン
です。
これで
今まで以上に、お孫さん達に楽しんで
遊びに来てもらえそうですね♪
お孫さんがせっかく遊びに来てくれても、
居心地の良くないおうちでは
長居してもらえませんよね。
こうしてリフォームすることで
人を自宅に招きやすくすることが、
「家開き」のはじまりです。
tanaka