こんにちは。50歳からの生き方を楽しくする新築&リフォームを行う、横浜・川崎の女性一級建築士事務所、アキ設計のブログです。

家を建てるとき、大工さんや職人さんへのお茶出しって、どうしたらよいのでしょうか? ひと昔前であれば、毎回お茶を入れて出されるご家庭が多かった印象です。今回は、大工さんや職人さんへのお茶出しについて、出すべきか出さないべきか、出すならいつどのように出すとよいか、どんなものが喜ばれるのかをご紹介します。

お茶出し、すべき? しないべき?

お茶出しは、必ずしもしなくてはいけないものではありません。しかし、たくさんの現場を見てきて、お施主様の「気持ち」が伝わる方が、大工さんや職人さんの励みになるように感じます。

しかし、毎回お茶を煎れてお出ししたり、果物などその場で食べなくてはいけないものをお出しすると、逆に進行の妨げになることもあります。また、お施主様が負担を感じるほど特別にもてなす必要はありません。

では、どのようにするとよいのでしょうか?

職人さん休憩中

お茶出しは、いつどのようにするとベスト?

大工さん・職人さんの多くは午前10時と午後3時に休憩をとります。これは午前11時付近と午後4時付近に事故が頻発したという経験則から生まれました。工事自体は朝9時からでも、時には早朝5時に出発して資材を搬入したり、長時間運転したりと、職人さんは工事の前にもハードな時間を過ごすことがあります。事故を防ぎ、効率よく仕事を進めるため、一般的には午前10時、午後3時が休憩・お茶出しの時間となります。

しかし、ひとことで「職人さん」と言っても、大工さん・電気屋さん・設備屋さん・内装屋さん・塗装屋さん…とさまざま。お昼まで作業して帰る人もいれば、午後から現場入りする人もいて、進行状況によって必ずしも午前10時と午後3時に休憩をとるわけではなりません。

なので、現場で一番喜ばれるのは、夏場であればクーラーボックスや保冷バックにペットボトルを入れておいて、好きな時間に飲んでいただくことです。お茶以外にも、スポーツドリンクやコーヒーなどを入れておいておくのもよいかもしれません。お出しするお菓子は、果物などの生ものや、切ったり分けたりする必要のあるものはあまり喜ばれません。個別包装されていてるお菓子を、袋ごと・箱ごと置いておくのがベストでしょう。

新築を建てるなど、お施主様が住んでいる場所が現場から遠い場合、お茶を煎れて出すことがそもそも難しいので、この方法だと無理なくお茶出しすることができます。

クーラーボックス

どんなによい設計図があっても、実際に家を建てるのは職人さん。お茶出しをしなくてもできばえに差ができるわけではありませんが、良いコミュニケーションを取って家を建てたいですね。

┏ 記事監修・一級建築士事務所 アキ設計代表 池上裕子 ┓
池上裕子プロフィール写真建築士。1987年に、4歳と3歳の子どもを育てながら、事務所を創業。「このお客様を幸せにしてあげたい」という想いを大事に、家づくりをするのがモットー。その人にとって本当に良いものか熟考し、その人になりきって設計する。趣味は、グループで音楽を演奏すること、30分以内にできる時短料理。代表ブログ「自分スタイルを楽しむ!」https://yukoikenoue.blog/